「哭声」 感想
監督:ナ・ホンジン
韓国映画です。
久しぶりに邦画以外も手を付けてみよう。
私がなぜ邦画ばかり好むかというと、登場人物に共感が出来るからである。
やはり韓国映画は水が合わないかも……
犬叩きまくるとかさ………………………
わけわからん祈祷とかスピリチュアル系とか…………
うーんって感じ。
好きな人は好きなんだろうけど自分は違うかなー。
あらすじを映画.comから引用します。
平和なある村にやってきた、得体の知れないよそ者の男。男が何の目的でこの村に来たのかは誰も知らない。村じゅうに男に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。この事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。
うん。
「愚行録」感想
監督:石川慶
原作:貫井徳郎
ライターの田中はある未解決殺人事件について取材をしている。
この事件の被害者は絵にかいたようなエリートサラリーマンの夫、誰もが羨む美貌の妻、そして二人の子供……
犯人の行方がわからないまま、事件から一年の月日が流れた。
何か手がかりはないかと被害者の周囲の方々に取材を行った。
エリートサラリーマンの会社の同僚、元恋人、
妻の元恋人、学生時代の友人知人…
彼らの証言から被害者の人格が明かされていく。
何が善で何が悪か何がなんだかわからなくなってくる……
でもね、わかるでしょ。いるんだよ。
こういう人、絶対にいるんだよ……
特に被害者の妻!!!!
女性の多くがこういう女に恨みを持ってるかと思います。
あぁ…私も忘れもしないよ………
満島ひかりと妻夫木の演技に圧巻。
こういう女がみんな不幸になってくれたら…
いや、不幸は願ったらいけないね。
いつか自分に返ってくるもの。
しかし、むかつくなあ~。くそう…
原作読破後だったからかもしれないが、原作の勝ちー
「SCOOP!」感想
監督:大根仁
大根仁が作る作品って本当にハズレがないなあ。
全部が大当たり。当たりじゃないよ。
大当たりだよ。
福山か~なんだかな~全部演技一緒やんって思わないでね。
大根仁が撮るものってどこから見ても何度見ても楽しさが変わらない。
元スターカメラマン、現中年パパラッチ静は新人記者とタッグを組まされる。
嫌々ながら新人の教育をしていたが、新人の熱意に感銘を受け…………
リリー・フランキー演じるチャラ源がなあ
憎めないんだよなあ
狂気でしかないのに手を差し伸べたくなる。
当たり前だけど仕事を頑張るってかっこいい。
自分が未婚子なしだからってのもあるけど、子煩悩な男性より
仕事人間な男性の方が惹かれます。
仕事の達成感って自分の力で得たものだから
何物にも変えれない感動だと思う。
私はどうだろうか。
感動を自ら放棄してはないだろうか…
これでいいのかな……………
個人的には松居大悟の出演にハァハァです。
湯を沸かすほどの熱い愛
監督:中野量太
「質の良い日本映画をみたな~」と観賞後、誰しもが感じると思う。
昨年10月公開のこちらの映画、予告がヘボいのに評判がすごく高くて
なんだろな~って疑問だった。
予告から面白さとか微塵も感じなくて、あーそう。泣けるホームドラマなんね~。くらいにしか思ってなかった。
それなのに評価が高い!!
なんじゃ?って思って早速レンタル。
うーん。そりゃ、評価が高くなるわ~。
むしろ、これで高くないってなんなのさ
2017年に観た中でダントツ1位です。
簡単にあらすじを。
銭湯屋さんを営む二葉は旦那と一人娘安澄と3人で暮らしていた。
ある日、旦那が湯気のごとく蒸発し、銭湯屋の休業を余儀なくされた。
どうやら、安澄は学校でイジメを受けている…
そして、二葉は余命2ヶ月と宣告され………
ただのお涙頂戴映画ではありません。
「この人の為に何でもしてあげたいと思うのは、その人からその何倍も何かしてもらっているからだ。」
宮沢りえ、すごいです。
この映画の為に体重をどのくらい減らしたんだろう。
女優だなあ。
おかあちゃんにしか見えないもの。
手話のくだり、
あぁ~お母ちゃん!!!!
ってなる。質が高い。
映像とか音楽とか技術にお金かけなくても
ストーリーと役者が良いなら上質な映画が作れる
って当たり前のことを改めて思った。
あっぱれ
闇金ウシジマくんpart3
監督:山口雅俊
真鍋昌平原作の大人気漫画「闇金ウシジマくん」の実写映画化作品第三段。
「秒速で1億稼ぐ与沢翼さん」をモデルにしたと言われているフリーエージェントくんと、中年会社員くんを題材に今回の映画が仕上がっている。
原作が好き、綾野剛が好き、最上もがが好きという好きの三拍子が揃ったから見たが
スマホゲームをぽちぽちやりながら、お家観賞が似合う作品。
はて、1800円の価値はあるのだろうか。
なかなかね………
フリーターの若者が「楽して稼げます!」ってワナに引っ掛かり、借金や両親を傷つけてまでして手にしたお金を
まあ、無駄遣いだよね………。
そして、自らも「楽して稼げます!」側の人間になっていき多額のお金を手に入れていく。
この手にしたお金は綺麗なお金ではなく、騙して手にしたお金であり………
若者に対して同情の余地は僅かではあるが、ゼロではない。
しかし、今までお金稼げなかったくせに
急に稼げるわけないだろう。わかるだろう。
まあ、わからないよね。
才能がない人に限って、一発逆転といいますか
楽して稼ぐことを夢みてしまう。
だから、才能がないのだろう。
中年会社員くんはただのクズだから、何も思えない。
ほんとクズ。
身近にいたら嫌だなあ。
昨年、色々あって
買い物依存になりかけたけど(なってた?)
戻ってこれてよかった。
お金に負けるって誰にでも起こり得ることだと思うから……
クリーピー 偽りの隣人
監督:黒沢清
原作は前川裕。第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を実写映画化した作品である。
原作を超える、または原作と同等の作品を作るのはとても難しいと思う。
活字を僅か2時間にまとめるのは至難の業だろう。
だから、クリーピーが原作に勝てないのもやむを得ないと思う。
ただ、忠実に頑張って負けるならまだしも…
原作に反して負けるのはちょっとなあ……
「原作を変える」が許されるのは、それだけ質が高いネタの時だけだと思う。
役者の演技が素晴らしいだけに後半をもっと頑張って欲しかった。
演技は本当に素晴らしい。
素晴らしいだけに役者の無駄遣い感が否めない。
この作品で実の娘に母親の遺体処理をさせる必要はあるのだろうか。
中途半端なトラウマレベルの描写はやめてほしい。
東出ファンと香川ファンだけが見ればいいと思う。
原作は面白いから小説だけに留めておこう。
簡単にあらすじを。
元警察官で現大学教授の高倉の元に元同僚で現警察官の野上が現れる。
野上は未解決事件について触れてきた。
一線から退いた高倉は、もう関わりたくなかったが
野上が妙なことを言い出して……………
「シン・ゴジラ」感想
2016年は邦画の当たり年とよく言いますが、本当にそれはその通りで
2016年はヒメアノ~ルが一番!って思っていたが
うん、やっぱり世間の評価が高いものってそれなりの理由があるよね。
なんか評価高いものって逆に見たくない!見ないぜ!
ってなりがちだけど…………
それは損をしているね!!
間違いなく損っっっっ!!
ニッポン対ゴジラ!!!!!
いや~よかった。本当によかった。
今日、返却日だから一旦返すけどまた借りよう。
良すぎて逆に感想書けないやー。
もう一度、見てから再度だ。
しかし、KREVAはどこにいたのだろう。
小出恵介と前田あっちゃんはわかった!
そして、かなりびっくりした。
主役クラスが普通に一瞬の…………
通行人Bみたいな感じで出演とは……
また早くみたい!!!!!