sing
監督:ガース・ジェニングス
後味悪い作風が大好きな自分が
「ハッピー」映画っていいなあ…って心変わりせざるを得ない作品です。
コンピューター感のある綺麗なイラストってなんか抵抗があったんだけど、
今となっては可愛いとしか思えない。
中身が可愛いと外見も可愛くみえるんだなあ。
ミュージカルアニメ映画です。
可愛い可愛い動物たちが名曲をカバーしています。
吹替版をオススメしたい!!!!
長澤まさみが素晴らしい。
アラサー世代で一番魅力的ではなかろうか。
廃業寸前の劇場を営むネズミのバスターは劇場の再起を掛け、歌のオーディションを開催する。
オーディションに集まった者達もバスター同様、現状を変えたいと志を持った方達ばかりだった。
新しい人生を切り開きたい!!!
その思いは果たして叶うのだろうか……。
不安をバネに立ち向かおうとする姿に胸が打たれます。
「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」感想
監督:ギャレス・エドワーズ
冬頃、交際していた男がスターウォーズマニアで
俺色に染まるタイプの私はスターウォーズの虜となった。というか、無理矢理虜となった。
SF系に興味のない自分は1回観ただけじゃ魅力がわからず
レビューとか過去の記事とか大量に調べる羽目となる。
ローグワンを一緒に観に行こう!
だから、 1~6を全部観て!!!!
と言われ、見ましたよ……
僅か2週間で6作…………
別に私、暇じゃないんだけどな。
4、5、6、1、2、3と順番通りに見まして
年代順だと123←ここ456にあたるそうで。
みた当時は
おー!!!すごい!!!!!
って大興奮した。
俺色に染まる必要がなくなってから、スターウォーズのこと
全然頭になかったけど
よく出来た映画ってなんかふと思い返した
ただ、色々思い返しちゃうから
やっぱりスターウォーズは封印させて
「哭声」 感想
監督:ナ・ホンジン
韓国映画です。
久しぶりに邦画以外も手を付けてみよう。
私がなぜ邦画ばかり好むかというと、登場人物に共感が出来るからである。
やはり韓国映画は水が合わないかも……
犬叩きまくるとかさ………………………
わけわからん祈祷とかスピリチュアル系とか…………
うーんって感じ。
好きな人は好きなんだろうけど自分は違うかなー。
あらすじを映画.comから引用します。
平和なある村にやってきた、得体の知れないよそ者の男。男が何の目的でこの村に来たのかは誰も知らない。村じゅうに男に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。この事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。
うん。
「愚行録」感想
監督:石川慶
原作:貫井徳郎
ライターの田中はある未解決殺人事件について取材をしている。
この事件の被害者は絵にかいたようなエリートサラリーマンの夫、誰もが羨む美貌の妻、そして二人の子供……
犯人の行方がわからないまま、事件から一年の月日が流れた。
何か手がかりはないかと被害者の周囲の方々に取材を行った。
エリートサラリーマンの会社の同僚、元恋人、
妻の元恋人、学生時代の友人知人…
彼らの証言から被害者の人格が明かされていく。
何が善で何が悪か何がなんだかわからなくなってくる……
でもね、わかるでしょ。いるんだよ。
こういう人、絶対にいるんだよ……
特に被害者の妻!!!!
女性の多くがこういう女に恨みを持ってるかと思います。
あぁ…私も忘れもしないよ………
満島ひかりと妻夫木の演技に圧巻。
こういう女がみんな不幸になってくれたら…
いや、不幸は願ったらいけないね。
いつか自分に返ってくるもの。
しかし、むかつくなあ~。くそう…
原作読破後だったからかもしれないが、原作の勝ちー
「SCOOP!」感想
監督:大根仁
大根仁が作る作品って本当にハズレがないなあ。
全部が大当たり。当たりじゃないよ。
大当たりだよ。
福山か~なんだかな~全部演技一緒やんって思わないでね。
大根仁が撮るものってどこから見ても何度見ても楽しさが変わらない。
元スターカメラマン、現中年パパラッチ静は新人記者とタッグを組まされる。
嫌々ながら新人の教育をしていたが、新人の熱意に感銘を受け…………
リリー・フランキー演じるチャラ源がなあ
憎めないんだよなあ
狂気でしかないのに手を差し伸べたくなる。
当たり前だけど仕事を頑張るってかっこいい。
自分が未婚子なしだからってのもあるけど、子煩悩な男性より
仕事人間な男性の方が惹かれます。
仕事の達成感って自分の力で得たものだから
何物にも変えれない感動だと思う。
私はどうだろうか。
感動を自ら放棄してはないだろうか…
これでいいのかな……………
個人的には松居大悟の出演にハァハァです。
湯を沸かすほどの熱い愛
監督:中野量太
「質の良い日本映画をみたな~」と観賞後、誰しもが感じると思う。
昨年10月公開のこちらの映画、予告がヘボいのに評判がすごく高くて
なんだろな~って疑問だった。
予告から面白さとか微塵も感じなくて、あーそう。泣けるホームドラマなんね~。くらいにしか思ってなかった。
それなのに評価が高い!!
なんじゃ?って思って早速レンタル。
うーん。そりゃ、評価が高くなるわ~。
むしろ、これで高くないってなんなのさ
2017年に観た中でダントツ1位です。
簡単にあらすじを。
銭湯屋さんを営む二葉は旦那と一人娘安澄と3人で暮らしていた。
ある日、旦那が湯気のごとく蒸発し、銭湯屋の休業を余儀なくされた。
どうやら、安澄は学校でイジメを受けている…
そして、二葉は余命2ヶ月と宣告され………
ただのお涙頂戴映画ではありません。
「この人の為に何でもしてあげたいと思うのは、その人からその何倍も何かしてもらっているからだ。」
宮沢りえ、すごいです。
この映画の為に体重をどのくらい減らしたんだろう。
女優だなあ。
おかあちゃんにしか見えないもの。
手話のくだり、
あぁ~お母ちゃん!!!!
ってなる。質が高い。
映像とか音楽とか技術にお金かけなくても
ストーリーと役者が良いなら上質な映画が作れる
って当たり前のことを改めて思った。
あっぱれ