「新宿スワンⅡ」
高校生の時、大好きだった漫画の一つ「新宿スワン」
兄が毎週買っていたヤングマガジンをこっそり借りて、毎週タチュヒコに惹かれておりました。
17歳の乙女をメロメロにした漫画の実写
映画化作品第二段!!!
第二段なので、観賞する際は是非1作目から。
むしろ、1作目見てないと思いっきり楽しめないかと思います。
物語は、タチュヒコ(白鳥龍彦)が歌舞伎町を舞台に裏社会のスカウト会社で奮闘しながら成長していくドキドキハラハラサバイバルストーリー。
「俺がスカウトした女の子を幸せにしたい」
などと可愛い可愛いタチュヒコくんはほざいております。
可愛い
今回の第二段は、スカウト会社同士の戦争。
謂わば、新宿VS横浜の国取り合戦です。
横浜取るぜっっイエーイ!!!!!
みたいな感じです。
園子温だけど、「冷たい熱帯魚」みたいなグロさもエロさもないので、付き合い始めのカップルでも気まずくならないでしょう。
綾野剛かっこいい~(бвбвб)きゃはっ
真虎さん惚れるわ~(бвбвб)きゃはっ
アクション~すご~(бвбвб)きゃはっ
くらいのノリでよろしくお願い致します。
映画では漫画みたいなダークサイド感というか都会のカラス感は完全に抜けています。
後味が悪くないよう描かれていますので、豪華な俳優人の美しさを思う存分堪能できます。
まぁ、スカウトって今の若い子はあんまり馴染みないよね。
スカウト=芸能界
って思う人も多いんじゃないかな。
89年生まれの自分に取っては
スカウト=風俗業
って瞬時にイコールになるんだよね。
それもそのはずで、新宿スワン(漫画)の連載は2005年~2013年なんだけど、2010年くらいまで街中でたっくさんスカウトマンを目にしたもの。
2005年に東京都の迷惑防止条例で路上でのスカウトが禁止になったんだけど、条例の制定後も数年間はスカウトマンがわかんさかいたね。
今から10年前って本当にスカウト全盛期
と言いますか
歌舞伎町を筆頭に、渋谷や池袋はもちろん、ちょっとした繁華街ですらスカウトがうろちょろしてたんだよね。
駅の改札出た辺りにスーツのお兄さん待機してたり…
駅構内での声かけが日常茶飯事だったもの。今じゃ考えられないでしょう。
条例の存在も薄かったから、明らかに高校生みたいな子にも何の躊躇もせずお兄さん達が声をかけてた姿を何度も目にした記憶がある。
引っ掛かった高校生たくさんいたんだろうなあ……
まぁそれはさておき、そんな状態だったから、連載当時はこの漫画が
THE スカウトの裏側って感じで凄く刺激的だったんだよね。
自分が地味な高校生だったから、夜の世界とか無縁すぎて憧れてたなあ。
絶対に近付けない存在だから…とてもキラキラして見えてた。
身近にないものは、良いイメージが膨らむんだよね。
えっと…とりあえず、真虎さんだいすき。