「恋の渦」感想

監督:大根仁



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http://koinouzu.info/

登場人物全員クズ
クズから目が離せません。

クズカップルの部屋で合コン(部屋コン)が開催された。クズ彼氏の友人(オサム)にクズ彼女の友人(ユウコ)を紹介するのが今日の目的。オサムは気合いを入れてこの日に臨んだのだが、部屋に現れたユウコの姿を目にして………………
この日を境にクズ同士の人間関係が…………




いやー!!!!!!面白い!!!!
ほんっと素晴らしい!!!!!!!
役者に美男美女がいないのがとても良い!!!
あ、誉めてるんです!!!!
その辺にいそうな見た目だからリアルでよい。
会話とか仕草とか素晴らしくリアルだから
あーそうだよねー。そうそう。こんな奴いるわー。嫌いだわー。の繰り返し。

見た目がクズなのもいいよね。
実際は見た目なんて関係なしにこういう人ってたくさんいるんだけど、むしろ清楚に見えるような人こそこんなんなんだけど
クズっぽい見た目にしてくれたおかげで、自分とは違うと思わせてくれる。
本当は自分だって同じなのに現実から自分のクズさを切り離してくれる。
ありがとう。クズ、ありがとう。

全員クズだけど、バカな女は愛されるのだろう。
いや、バカなふりしてバカじゃないのかもしれない。
強かなバカになりたい。

トモコのウザさは悲しいくらい共感する。わかる。別れたくないよ。

同じようなこと言ってたなー。
うん。言ってた………

観て損はしないかと。KUZU万歳

逮捕者が出ちゃった作品だけど、未だにTSUTAYAでは推されて嬉しい。

作品の質は本当に高いです!

nude 感想

nude


健康な男性なら誰もが一度はお世話 になったであろうレジェンド女優みひろの自伝的私小説の実写映画化作品。

みひろがなぜAV女優という道を選んだのか。

上京から芸能界に入るキッカケ、仕事への葛藤が読み取れる内容になっています。


多分、男の人がこの映画を観ても理解出来ないと思う。
決して、作品を否定しているわけではないんだけど…


女の人ってちやほやされたい生き物だから。


可愛い可愛い乗せられると調子に乗っちゃうし、調子に乗りたいし


男の人って他人の評価より、自分のプライドとか自分が大事にしている人からの評価が大事に思えるけど


女性ってそれだけじゃ足らないんだよね。


言葉巧みに自らAV女優の道を歩ませたみひろのマネージャーはこわいなあ。


若い女の子の心がわかってるよね。


上手く仕向けてる。


私はみひろの顔がだいすき。


ゆるふわちゃん

脳内ポイズンベリー

脳内ポイズンベリー
監督:佐藤祐市



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石原さとみバブルのキッカケは月9ドラマ「失恋ショコラティエ」だろう。
美しい悪魔≪さえこさん≫を世に生んだのは漫画家水城せとなである。
脳内ポイズンベリー水城せとな原作の大人気コミックである。
女性向け漫画と聞くとファンタジーさや夢見がちさを連想しがちであるが、どうかそのイメージを捨てて下さい。

この映画は世のメンヘラ女子を救う作品とも言えよう。

あらすじを簡単に。
主人公、櫻井いちこの脳内では常に様々な思考が駆けめぐり≪脳内会議≫を繰り広げている。
思ったこと、感じたことをまずは脳内会議の議題として掲げ、話し合いにより次の手を決める。
脳内会議のメンバーは、議長、ポジティブ、ネガティブ、衝動、記憶(書記)である。

アラサーいちこは7歳年下のフリーターてと優良物件頼れる編集者の二人と恋をしたり恋をされたり……


この作品は、恋愛依存性の全女性に観てほしい。
寝る時間があるならその2時間を観賞タイムに費やしておくれ。


寂しい寂しい皆様。
聞いて。お願いだから聞いて


今、あなたの隣にいる方……

あなたはその方のために色んなこと我慢していませんか?

あなたはちゃんとあの人の前で素を出せていますか?

あの人が喜ぶ言葉……
本当はそんなこと微塵も思っていないのに、わざとその言葉選んでいませんか?



あぁ……………
そうだよね。そうなんだよね。わかる。わかるよ。あたしゃ、すごいわかるよ。痛いほどわかるよ。


嫌われたくないんだよね。
ずっと好きでいてほしいんだよね。
一人は嫌だよね。


でもさ………大事なことってさ


「誰を好きかではなく、誰といる自分が好きか」


なんだよね。もうさ、嘘つくのやめよう。

ひとりを怖がるのやめよう。




やめよ!!!!




って思える映画です。


私、メンヘラじゃないし~


って方は古川雄輝目当てで見てください。



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私、古川さん完全ノーマークでしたが
キスシーンにやられました。



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そんな感じっ

アンチポルノ

アンチポルノ
監督:園子温



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2017年の園子温は一体どうしたのだろうか。
新宿スワンに続き、アンチポルノも…………


不作。さすがに不作過ぎるでしょう。


メッセージ性がないのは……
もう、うん。それはやむを得ない。
目を瞑ろう。



ただ、雰囲気すら無いのは………………



せめて、主役ちゃんが可愛ければなあ。




元AKBのアイドルちゃん。
元アイドルちゃんなのに制服が似合わないってなんなんだろう。




トーリーがだめなら、せめて…

申し訳ないけど、かわいこちゃんの裸の方が良いんだよね。



たった、78分の映画なのに……………
物凄く退屈で長い時間に感じた。


やはり、たった78分だから……………
良さを見出だすには時間が少し足りたいように感じた。


いや、これ以上……………
スクリーンを見続ける自信はない………



何が良いんだろう。




わからない。



わからないけど、この作品の魅力に気付けないのは自分のセンスの無さと言いますか、
感性が鈍いがゆえかもしれない。



実際、この作品をみたとき、映画館がほぼ満席だったのは事実で
上映後に観客の多くがアンチポルノのポスターやインタビューの掲載記事を眺めていたのも事実で


元アイドルちゃんを誉める人がたくさんいるのも事実で
むしろ、この元アイドルちゃんへの将来性は凄いものらしく
アンチポルノ以降も獣道、ダブルミンツと公開を控えている作品が幾つかある。




だからこそ、教えてほしい。



この映画をわかりやすく噛み砕いて解説してほしい。



私にはわからないよ。

「新宿スワンⅡ」

新宿スワン
監督:園子温



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高校生の時、大好きだった漫画の一つ「新宿スワン
兄が毎週買っていたヤングマガジンをこっそり借りて、毎週タチュヒコに惹かれておりました。

17歳の乙女をメロメロにした漫画の実写
映画化作品第二段!!!

http://ss-2.jp/sp/

第二段なので、観賞する際は是非1作目から。
むしろ、1作目見てないと思いっきり楽しめないかと思います。

物語は、タチュヒコ(白鳥龍彦)が歌舞伎町を舞台に裏社会のスカウト会社で奮闘しながら成長していくドキドキハラハラサバイバルストーリー。



「俺がスカウトした女の子を幸せにしたい」


などと可愛い可愛いタチュヒコくんはほざいております。


可愛い


今回の第二段は、スカウト会社同士の戦争。
謂わば、新宿VS横浜の国取り合戦です。




横浜取るぜっっイエーイ!!!!!




みたいな感じです。
園子温だけど、「冷たい熱帯魚」みたいなグロさもエロさもないので、付き合い始めのカップルでも気まずくならないでしょう。




綾野剛かっこいい~(бвбвб)きゃはっ

真虎さん惚れるわ~(бвбвб)きゃはっ

アクション~すご~(бвбвб)きゃはっ



くらいのノリでよろしくお願い致します。

映画では漫画みたいなダークサイド感というか都会のカラス感は完全に抜けています。
後味が悪くないよう描かれていますので、豪華な俳優人の美しさを思う存分堪能できます。


まぁ、スカウトって今の若い子はあんまり馴染みないよね。

スカウト=芸能界

って思う人も多いんじゃないかな。

89年生まれの自分に取っては

スカウト=風俗業

って瞬時にイコールになるんだよね。

それもそのはずで、新宿スワン(漫画)の連載は2005年~2013年なんだけど、2010年くらいまで街中でたっくさんスカウトマンを目にしたもの。

2005年に東京都の迷惑防止条例で路上でのスカウトが禁止になったんだけど、条例の制定後も数年間はスカウトマンがわかんさかいたね。

今から10年前って本当にスカウト全盛期
と言いますか
歌舞伎町を筆頭に、渋谷や池袋はもちろん、ちょっとした繁華街ですらスカウトがうろちょろしてたんだよね。
駅の改札出た辺りにスーツのお兄さん待機してたり…
駅構内での声かけが日常茶飯事だったもの。今じゃ考えられないでしょう。

条例の存在も薄かったから、明らかに高校生みたいな子にも何の躊躇もせずお兄さん達が声をかけてた姿を何度も目にした記憶がある。
引っ掛かった高校生たくさんいたんだろうなあ……

まぁそれはさておき、そんな状態だったから、連載当時はこの漫画が
THE スカウトの裏側って感じで凄く刺激的だったんだよね。
自分が地味な高校生だったから、夜の世界とか無縁すぎて憧れてたなあ。
絶対に近付けない存在だから…とてもキラキラして見えてた。
身近にないものは、良いイメージが膨らむんだよね。



えっと…とりあえず、真虎さんだいすき。


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ヤングマガジンで読んでたから、文庫で持ってないんだよな~。
大人買いしちゃいたいな~

「エボリューション」

今年観た映画を綴っていくよん。


まずは、新年


「エボリューション」



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フランス映画っす!

81分と大学の授業1コマより短いっす!

うん、だけどね。いや。あの……………


2015年 サン・セバスチャン国際映画祭 審査員特別賞・最優秀撮影賞受賞
2015年 ストックホルム国際映画祭 最優秀撮影賞


色々、賞を取っています!!!!

だけど、あの……………………………

いや、あのね。渋谷のアップリンクってふかふかの椅子ですっごい気持ち良いんだわ。
しかも、腰に優しいの。なんかもう素敵なホテルにいる気分とかなれちゃうの。大好きなの。

だから、私悪くない。

全然、全く悪くない。

記憶ないけど、悪くない。

何の話かサッパリわからないけど、悪くない。

もうね、こんなに寝た映画も初めてです。

話わからなさ過ぎて、色んな人の観賞記事見まくったもの。
でも、おねむでしたから、どの記事を見ても




「へぇ~そうなんだー、ふむふむ」




みたいな。何の感動も感傷もありません。

忘れないようにあらすじを。


少年と女性しかいない、人里離れた島に母親と暮らす10歳の二コラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。「なにかがおかしい」と異変に気付き始めた二コラは、夜半に出かける母親の後をつける。そこで母親がほかの女性たちと海辺でする「ある行為」を目撃し、秘密を探ろうとしたのが悪夢の始まりだった。“エヴォリューション(進化)”とは何なのか…?
http://unifrance.jp/festival/2016/films/evolution

とのこと!!!!


あらすじ見たらすごい面白そう。


でも、記憶にございません……

初めましてを貴方に

今日からブログを始めたいと思います。


はじめまして。


えっと…
まずは自己紹介とかすればいいのかしら。


自己紹介。自己紹介。自己紹介ってなんだろな。
まずは、肩書き…とかかな?
分かりやすく簡潔に言った方がよいよね。うむ。



えっとえっと………



私は、27歳独身OLでございます。









………………………………(´・ω・`)







………………………………(´;ω;`)






あぁ。なんだかなあ。なんだかなあ。

なんなんだろうなあ。


27歳独身OL。


なんかさ、うん。いや~………


きついっす。なんかもう、きついっす。

なんだろうね。3つの単語組み合わせただけなのに、この言葉から負のオーラ半端ないよね。なんかもう色々わかるもんね。背景とか生い立ちとかさ。バックグラウンド的なやつとかさ。あれ?そう思うのって私だけなのかな。いや、そんなことないだろう。だって、27歳って一番扱いにくい年齢だよ。若くもなけりゃ大きいお姉さんでもない。だからといって「結婚」の話なんてした日にゃ………。そろそろ、色んな意味で厳しいよね。ただのお茶汲みOLだから仕事にも逃げれないし……。
あぁ、そうだい。おっしゃる通りだい。所詮は負け戦しかしたことないっすよ。悪いかい。くそう。

なんでこう…。あぁ、もうやめたやめた。

どんなに頑張ったってハッピーわくわくワードなんて出て来やしねぃ。


はい。こんな感じの人間です。


新卒から入社した会社に勤め続け、オフィスレディ生活も6年目を迎えました。
早いもんで丸5年同じ椅子に座り続けております。

悲しいかな。
私の愉しいこと、哀しいこと、色んなことの全てが自分の都合の良いよう変化して記憶の中に生きています。

いや。生きていないものもたくさんあります。

日々、私の思い出が死んでいきます。


だから、せめて文字として残させてほしい。

私の記憶が息し続けるよう。



きっと、本と漫画と映画と一人旅の話が中心になるかと思いますが
何卒よろしくよろしくよろしく!!!